Social Games that Sway Behavior - Technology Review


最近ソーシャルゲームがあちこちで話題になっているが、そのソーシャルゲームを現実世界と結びつけようという試みが始まっているらしい。
この記事で最初に紹介されている HealthSeeker は、Facebook上でプレイすることができるソーシャルゲームなのだが、プレイヤーとして想定しているのは「現実世界で」糖尿病を患っている人たち。

ここではRPGのようにいくつかのミッションが用意されているのだが、それは例えば「コーヒーを飲むときに砂糖を入れない」など、糖尿病の人たちの生活を改善するためのものばかりだ。プレイヤーはその中からチャレンジしたいミッションを選ぶ。そしてそれを現実の世界で実践することができたら、自己申告によってミッションのレベルに応じた経験値がもらえる。またミッションに成功するとFacebook上の知り合いに知らされ、お祝いのプレゼント(仮想世界の)がもらえたりするそうだ。

#オイラはFacebookやってなくて実際にプレイしてないので、細部の紹介が間違ってるかもしれないけど(汗


悪い生活習慣って、改善しようと思っても意志が強くないとなかなかできない。でっかい紙に「○○をやめる!」と書いて壁にはっておいたところで、せいぜい1〜2日守れるかどうかってとこ。(←体験者。w)
しかしそれは現実世界のみで解決しようとした場合の話。最近流行りのソーシャルゲームを現実世界の問題を解決するために応用するって考え方は、まさに今の時代ならでは。特に、目標を立ててそれを成し遂げようとするときに、人に見守られている、ちょっとでも進歩があればみんなからの賞賛を受けられる、というのは何歳になっても嬉しいものだし、ソーシャルゲームはそれを、現実世界よりかなり上手く実現することができるはずだ。

禁煙とか、もっといろんなところに応用の余地がありそうだ。